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早期の歯周病予防 歯周病菌の定着は子供の頃から

上野毛駅徒歩2分、歯科保存学会専門医、上野毛通り歯科の佐藤です。当院ではすべての世代の方に健全な口腔内を維持できるよう歯周病、虫歯、審美歯科、予防歯科に積極的に取り組んでおります。 

今日は歯周病菌についてのお話です。歯周病は最も歯が抜けてしまう原因の疾患で、一般的に緩やかに進行し、高齢になってから歯を失う疾患ですが、実は子供の頃からの口腔ケアの習慣が予防には大切です。15歳前後から、歯周病の原因となる菌が口内に定着し始めるといわれています。2017年の厚労省の調査によれば、15〜24歳の間で歯周病の疑いがある人の割合は約18%、25〜34歳では約33%となっています。 20代を過ぎると、人の免疫力は徐々に低下し始めます。この年代は仕事や私生活で忙しく、不規則な生活が増えることが、歯周病の症状の悪化の一因となっています。 歯周病のケアとしては、歯石がつきやすい人は約3ヶ月ごと、しっかりとした口内清掃ができている人は約6ヶ月ごとの定期検診を受けることが推奨されています。この年代での適切なケアと定期的な検診が、将来的な歯周病のリスクを低減させるポイントになります。 

  

  

是非夏休み期間をきっかけに家族全員で正しい口腔ケアの習慣を定着させて良い口腔環境を維持していきましょう。また歯科医院でのプロフェッショナルケアを行うこともとても大切ですので是非ご来院ください。 

写真1 初診時歯列不正と歯肉に炎症を認める 

 

写真2 染め出しをして歯ブラシの練習 

  

写真3 歯ブラシの習慣が定着している 

  

現在 来院して10年以上経過していますが永久歯になってからは虫歯も一本も作らずは良いかみ合わせを維持して安定しています。 

執筆者情報

院長写真
院長

佐藤 隆夫Sato Takao

歯科医院に行くことは勇気のいる事だと思います。 来院してくれたみなさまが笑顔で来院しやすい医院を作り、一人ひとりに適切な治療を行っていきます。

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