ORTHODONTICS

矯正歯科

美しい歯並びは
虫歯や歯周病予防にも繋がる

矯正歯科

当院では歯並びの乱れに対して、様々な方法での歯列矯正を提供しています。
当院の歯列矯正は、単に見た目を整えるだけではありません。噛み合わせを調整して、機能と健康の向上を目指します。しっかり噛めれば、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病が防ぎやすくなります。消化吸収が良くなるため、胃にも余分な負担がかかりません。
見た目と健康の双方を整えたい方は、ぜひ当院の矯正歯科にご相談ください。

日本矯正歯科学会の認定医による高水準な治療

当院では矯正歯科治療のスペシャリストである「日本矯正歯科学会 認定医」が治療を担当いたします。矯正歯科の臨床と研究を行ってきた豊富な経験のもと、正確な検査と診断に基づき、一人ひとりに合った治療の選択肢をご案内いたします。
他の専門分野の歯科医師と連携して治療を行いますので、虫歯や歯周病、かみ合わせなど、矯正歯科治療と並行して治療を行うことが可能です。

小児矯正

小児矯正はお口周りの筋肉を鍛えながら、正しい歯並びを目指すことを目的とした治療です。歯並びを悪くしている癖や口呼吸などの悪習慣を改善することで、正しい口腔機能の発育をサポートします。当院では一人ひとりに合わせた治療をご提供していますので、歯並びに関するお悩みがあれば当院にご相談ください。

矯正治療を始める時期

  • 1期治療(骨格矯正)4歳~11歳

    1期治療はまだ小さく柔軟なお子様のあごの成長を促進または抑制することによってバランスを整えることが目標です。このことでなるべく永久歯を抜かないで歯並びを整えることができます。さらに、1期治療であごの骨を整え大人の歯がきちんと並ぶ土台ができるため、2期治療そのものが必要ない場合もあります。

  • 2期治療(歯列矯正)11・12歳~成人

    11・12歳以降で永久歯が生えそろってから行う全体的な矯正装置を用いて歯並びと噛み合わせを整える治療です。すべての不正咬合が治療対象になりますが、例外的にあまりに骨格的に前後、左右などのバランスがずれてしまっている患者様では成長が止まるのを待って外科矯正を行う場合があります。

小児矯正の矯正装置

マイオブレス

マイオブレスとは、歯並びに影響する悪い癖を治すための、子ども向けマウスピース矯正です。
一般的な矯正歯科では、永久歯が全て生え揃ってから抜歯し、足りないスペースを確保します。しかし、歯並びの悪さには幼い頃から呼吸法や舌の使い方、飲み込み方が関わっており、抜歯だけでは根本的な原因を取り除けません。
マイオブレスはそうした悪い癖を治し、綺麗な歯並びや顔面の正しい発育、姿勢の改善を目指します。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • ほとんど痛みがない。
    • 取り外しができるので歯磨きや食事がしやすい。
    • 透明なので治療中であることが気付かれにくい。
    • 原因を改善するため、後戻りしづらい。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

拡大床

拡大床とは、プラスチックのプレートやワイヤーでできた拡大装置のことを指します。永久歯が揃った時に抜歯をともなう矯正を極力回避するために、予防的に行う治療方法です。上顎や下顎の歯を外側に移動させることで、抜歯せずに歯を並べるスペースを確保できます。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • ほとんど痛みがない。
    • 取り外しができるので歯磨きや食事がしやすい。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

アクチバトール

アクチバトールは、お口周りの筋肉に働きかけて顎の成長を促す、取り外し式の矯正装置です。F.K.O(エフ・カー・オー)とも呼ばれ、通常の歯科矯正装置ではなく、機能的矯正装置に分類されます。
アクチバトールの効果は、「上の前歯を後ろへ傾ける」「下の前歯を前に傾ける」「下顎の成長を促す」「噛み合わせの深さを整える」など様々です。使用により適切な顎の成長が促され、自然と噛み合わせが整っていきます。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • ほとんど痛みがない。
    • 取り外しができるので歯磨きや食事がしやすい。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

ワイヤー矯正

歯の表面に歯科用接着剤でブラケットを貼り付け、ワイヤーを通すことでさまざまな位置に歯を引っ張っていきます。小児矯正では一般的に2期治療で使用します。小学生の場合、永久歯の前歯だけ、または永久歯の前歯と6歳臼歯だけなど、部分的につけることが多くなります。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • 幅広い症例に対応している。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 取り外しができない
    • 金属なので目立ちやすい傾向にある。

成人矯正

ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法を用いて歯を動かしていきます。お口の状態が健康であれば、矯正治療はいつからでも始められます。また外から目立たない装置も開発されているため、それぞれの患者様のライフスタイルに応じて治療計画を立てられます。

成人矯正の矯正装置

マウスピース矯正

当院では「インビザライン」という薄く透明なマウスピース型矯正装置を取り扱っています。装着時の違和感が少なく、外から見ても矯正をしているとなかなか気づかれないのが特徴です。また、少しずつ歯を動かす治療法だからこそ痛みも最小限に抑えられます。「装置を付けた際に目立ちたくない」「痛みや違和感の少ない矯正治療を行いたい」といったご要望をお持ちの方におすすめです。
また、今後はセレックを使った「シュアスマイル」という矯正装置の導入も予定しております。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • ほとんど痛みがない。
    • 取り外しができるので歯磨きや食事がしやすい。
    • 透明なので治療中であることが気付かれにくい。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

未承認医療機器の使用について

当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた、マウスピース型矯正装置「インビザラインによる矯正治療」を行っています。以下の事をご理解の上、治療をさせて頂きます。

  • 医薬品医療機器等法上の承認:未承認
  • 入手経路:個人輸入(医師がアラインテクノロジー社へ個人依頼)
  • 同一成分や性能を有する他の国内承認の医薬品の有無:無し
  • 諸外国における安全性等の情報:FDA認可あり。日本国内では医療機器としての矯正装置に該当しませんが、使われている素材は日本国内で薬事承認されています。

ワイヤー矯正

歯の表面に歯科用接着剤でブラケットを貼り付け、ワイヤーを通すことでさまざまな位置に歯を引っ張っていきます。さまざまな症例に対応できて、費用も比較的リーズナブルで済みます。一方で固定式なので、丁寧に歯磨きをする必要があることがデメリットです。

治療期間・回数
2~3年・20~30回
  • メリット

    • 幅広い症例に対応している。
  • デメリット

    • 保険範囲の場合は条件を満たしていないと適用にならない。
    • 取り外しができない。
    • 金属なので目立ちやすい傾向にある。

矯正歯科の治療費

全顎矯正 相談料 無料
精密検査

※各X線写真、顔貌・口腔内の写真、歯型の採取 ※院内および紹介患者様は33,000円

44,000円
小児矯正料(第1期治療)

※第1期治療から第2期治療に移行した場合は、第1期治療と第2期治療の差額が追加費用となります。

385,000円
成人矯正料(第2期治療)

※基本はすべて前歯部クリア使用。
少しでも費用を抑えたい場合は-55,000円(第1期治療は-33,000円)で全歯メタルを使用可能。
審美ブラケット(セラミックなど)をご希望の場合は片顎+22,000円。
審美ワイヤー(ホワイトワイヤーなど)をご希望の場合は片顎+22,000円。

825,000円
家族矯正料

※2人目より適用となります。
例)成人で当院で治療中の患者様の場合:660,000円

問い合わせください
再診料(調整料)

※基本的に月1回の来院ごと

2,200~5,500円
経過観察料

※乳歯から永久歯列への萌出待ちなど、経過観察期間中において、装置や萌出状態のチェックのみの場合

2,200円
部分矯正 精密検査料

※セファロを除く各X線写真、顔貌・口腔内の写真、歯型の採取

22,000円
矯正料

※検査の結果、部位や範囲により変動

55,000円~
調整料

※基本的に月1回の来院ごと

2,200~5,500円

※料金はすべて税込みです。

矯正治療の一般的な通院回数に関して

患者様の歯の状態により異なるものの、矯正治療の完了までは2~3年程度の期間がかかります。中でも矯正装置を装着している間は、4~6週間毎に通院してメインテナンスや調整を受ける必要があります。
また、矯正装置を撤去した直後は、移動させた歯がまだ骨の中で安定していません。その後さらに1~3年程度は、保定装置を付けて後戻りを防ぐ必要があります。最初の1年程度は3か月毎に通院し、それから歯の安定性を見ながら少しずつ間隔を開け、最終的に6か月毎まで減らしていきます。
治療完了後も噛み合わせを確認し、患者様の健康をサポートしますので、定期的な通院にご協力ください。

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