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唾液の働きとドライマウスへの対策

唾液は成人で一日どの位ででいるかご存知でしょうか?

おおよそ1から1.5リットルもの量がでています。
唾液には 消化 粘膜保護 自浄作用 抗菌 歯の再石灰化に対する大切な働きがあります。

このように非常に大切な唾液ですが近年口呼吸の患者さんや服薬、糖尿病やシェーグレン症候群などの全身疾患の影響によるドライマウスの増加を感じます。
ここでいくつか唾液を増やすためにできることを挙げていきます

➀良く噛む 
やはり大切なことは良くかむことです。特に活動時の刺激性唾液は虫歯予防な対しても良い働きをします。

➁こまめな水分補給
その際カフェインやアルコールの含まれているものは避けましょう。

➂鼻呼吸を心がける 
口が開いた状態は口腔内の乾燥の原因になります。きちんと唇を結んで鼻での呼吸を心がけましょう。 

➃舌を動かす 
口の中で唇の裏を大きく下で押しながら一周させるなど舌を動かすことは唾液腺の刺激になり唾液量の増加をします。

➄唾液腺のマッサージをする 
耳の前のやや前方や下あごの先端のやや内側などの唾液腺をやさしく刺激することで唾液が分泌されます。強い力でマッサージすることは避けましょう。

小児期の唇の力成長が不十分で唇を閉じる力が弱い為口呼吸になるお子様や、服薬や糖病などの基礎疾患など様々な世代に唾液の減少による弊害が見られますのでご心配な方はぜひご相談下さい。

執筆者情報

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院長

佐藤 隆夫Sato Takao

歯科医院に行くことは勇気のいる事だと思います。 来院してくれたみなさまが笑顔で来院しやすい医院を作り、一人ひとりに適切な治療を行っていきます。

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